皆さんが知ってる海藻、何種類ありますか?

ワカメ、昆布、ところてん、アオノリ、海ぶどう・・・。我々日本人の食生活に海藻は非常に密接に関わっています。世界で1万種類、日本には約2千種類の海藻が生育していて、伊豆には450種類が確認できるそうです。

一方で我々温帯海域で潜るダイバーとして、海中に目を転じてみますと・・


海藻は言わば「陸上での森」にあたる存在です。多くの海中生物の生活を支え、産卵や幼稚仔魚に成育の場を提供しています。また水中の有機物を分解し、栄養塩類や炭酸ガスを吸収し、酸素を供給するなど海水の浄化に大きな役割を果たしています。

しかし、今「藻場」が危ない!

埋め立てや浚渫(しゅんせつ)、陸上の開発による赤土の流入、化学物質・有害物質の影響による水質汚染などなどの原因で「磯焼け」と呼ばれる現象が起きています。
いろいろな要因が引き金となり、藻場の減少が起こると、 海藻を食べる生物の食圧が相対的に高まり、海藻の消失へとつながります。 海藻を食べるウニ等を放置した場合、新たに岩等に付着した海藻の幼体が食べ尽くされてしまうことから、 磯焼け現象が固定化されてしまいます。 (環境省HPより)
現に10年前に城ヶ崎エリアで栄華を誇っていたアントクメはもうほとんどありません。森の種類が変わってしまえば、生息生物の種類が変わるのもうなづけます。

海中を潜って、海藻をみてみよう。


海面下の海の森である「藻場」を、一般人が直接目で見ることのできる機会は少ないですが、僕ら伊豆にダイバーならその藻場を直接見ることができます。なのにあまり海藻のことご覧になっていないのではないでしょうか?そこで今回は、伊豆の海に多く生えている海藻や、同様に生物たちの生育の場にもなっているソフトコーラルに少しだけ注目して、潜ってみましょう。これまでとは違った視点が、あなたのダイビングをもっと豊かにしてくれる鍵となるでしょう。そのカラフルさは意外な発見になるかも知れませんよ。

ところで、「海藻おしば」、ご存知ですか?

「海藻おしば」とは、浜辺に打ち上げられた様々な海藻を素材にした「押し葉」です。

今回、海藻おしば協会から専門の先生をお招きし、
この海藻おしばをアフターダイビングにみんなでやってみようと思います。

「海藻おしば協会」の高山優美先生。今回僕らのために講座を開いて頂けることになりました。ありがとうございます!

水、はさみ、ストロー、ようじ等を使って紙に海藻で絵を描いていきます。

これ一回始はじめると、意外とハマっちゃって、集中するので、皆さん無言になるんです。

できた作品は乾かしてパウチ。最後の乾燥処理を先生にやっていただいて、後日皆さんにお渡しいたします。

この機会に僕らがなにげなく潜っている海洋環境の素晴らしさと脆弱さを知り、ぜひ保護の意識を高めていただければと思います。

【スタイル】2ボートダイブ
【金額(税別)】メンバー¥18000 ノンメンバー¥21000
*スクールコースの方¥7000
*海藻アート指導料、材料費含む
*料金に含まれないもの:レンタル器材
【レベル】アドバンスアドベンチュアラー以上(ボートダイブのため)