2021/04/02(金) - 16:52 ギア 水中って、何色が目立つんですか? 画像 器材選びの時にタイトルのようなご質問をいただく事があります。 とくにラフィンでは、ライセンスコースで器材の選び方をを学んで頂いています。 そして、アドバンスコースで実際の様々なダイビングスタイルを経験しながら、器材の操作や中性浮力のトレーニングを行っておりますので皆様の中で学んだ事と実際に体感した事が繋がっていきます。 なので、自分の器材が欲しくなった時にご自身に合った器材が選べるようになっているのです。 そして、ダイビングを続けたい。趣味にしたい。と考え始めた方が実際に器材を選ぶ際に次に悩むのが『色』なんです。 これから実際に器材が欲しくなった時に、色の部分でもご自身に合ったチョイスができたらいいですよね? これから、そんな悩める皆様にお答えしていきたいと思います。 水中での色の変化 画像 (SNSI アドヴァンスドオープンウォーターダイバーマニュアルより抜粋) 感覚的に水中で色がなくなっていくのはご存知かと思いますので、実際はどの色から失われていくか確認していきましょう。水が波長の長い赤から吸収しますので 赤→オレンジ→黄色→緑→青→藍色→紫 この順番で色が失われていきます。 なので、擬態上手な魚はライトを使って光を当てると、色の変化がわかりやすくなって見つけられるようになるわけです。 試しに動画でもみてみましょう。 器材に黄色やオレンジ色が入っているダイバー ピンクやグレー、赤色が入っているダイバー 実は、最初の動画は透明度10m以下です。2本目は12〜15m見えていた日。 両日ともに曇りの日です。 目立つ色は… 画像 もうお気づきかと思いますので、答えです。 黄色・オレンジ・白が水中で目立つ色ですので ・ガイドやイントラの視界に入りやすくして、安心感が欲しい ・透明度が悪い海況でも、バディに見つけてもらえるようにしたい ・水中でも写真映えする装備にしたい ・集合写真で、すぐに自分がわかるようにしたい ・とにかく、目立ちたい! こんな方はこの3色を器材に取り入れてみてくださいね。 画像 (写真はA井さんに頂きました!ありがとうございます!) ・自分が好きな色で選びたい! ・トータルコーディネートで考えたい! ・水中よりも陸で映えたい! こんな方は好きなお色を選ぶのをオススメします。 画像 (ライトを当てるとくすんだオレンジから、鮮やかなオレンジになります) ちなみに、目立つピンクや緑色はないのか!!と思った方は蛍光色のピンクや緑色を、を選んでみてくださいね! 画像 (右の女性の背中のチャックが蛍光ピンクと蛍光オレンジです) せっかくのマイ器材。 使いやすさも、性能も、色も、ベストなものを選んでくださいね! 画像 そのほかのご質問は気軽にお尋ねくださいね! 自分の器材で楽しく潜ったら、美味しいご飯で陸もしっかり楽しみましょう! 画像 ちなみに、風来坊のカレー最高でした!!