今回は、KさんとOさんのお二人とオープンウォーターの1日目と2日目を行ないました。
この時は沖縄の出張帰り。やる気満々なだけで、テンポの悪さやお二人のペースを考えていない講習になり本当にご負担をかけました。そんな私に笑顔を向けて下さるお二人に沢山、助けて頂きました。本当にありがとうございます。
午前中のスノーケリングのスキル練習が終わり、もっと晴れるといいね!と言いながらお昼ご飯へ。
ご飯後に午後のスキルの話をして直ぐにプールに向かいました。午後の最初はレギュレータを使った呼吸を水面から行いました。そこから水中へ潜り、水中にいる事に慣れていきます。お二人のOKサインを見てよし大丈夫、と安心してしまいそこからスキルをどんどん進めて行きました。
マスククリアで水が入る恐怖を押し殺して頑張っていたのに気がつかずにです。
午後も終わりそうな頃に、初めて「不安な所はありますか?」という質問に「マスククリアが怖い」と答えて頂いてそれに気が付きました。
そこから、プールで何度か繰り返し練習をして頂きました。逃げ出さずにOさんは何度もマスクに水を入れます。しかし、その勇気に対して具体的な解決策が出せないまま2日目を迎えました。
海洋実習の最初はスノーケリングでプールには無い、海のうねりや波、透明度や温度などの環境を知ることから始めます。そこでマスクなしでスノーケルで呼吸をしてから、器材を背負って今度はマスクなしレギュレーター呼吸をしようとした時でした「上がりたい」とOさんに伝えられて、進め方が早く怖がらせてしまったことに気が付きました。
具体的な解決策を見出せてないまま怖がらせ、Oさんの歩みを止めてしまいました。
申し訳ない気持ちで一杯でした。それを見ていたKさんも怖かったと思います。
Kさんは深呼吸をすると少しづつ潜降していきます。着底しスキルを行って少し泳ぎだストOKサインを下さいました。このOKサインにとても救われました。
そしてKさんと共に海から上がると、海へ向かうOさんの姿がありました。
あんなにも怖がっていたのに、諦めずに再び器材を背負って海へ。
水面で呼吸の練習してから大峰さんと少しずつ水中へ。5mまで進みマスククリアやレギュレーターリカバリーなどのスキルを終えて上がってきたOさんは笑っていました。ただただ嬉しかったです。
最終日、無事にオープンウォータ認定になったKさんとOさん本当に本当におめでとうございます。そして、沢山ご負担をお掛けしてしまったのに、諦めずに最後まで続けて下さって本当にありがとうございます。
KさんとOさんと過ごした時間でイントラとして本当に大切な事に気が付けました。
そして、お二人から決して諦めない姿勢も教えて頂きました。
本当に本当にありがとうございます。
#オープンウォーターダイバー 認定おめでとうございます! pic.twitter.com/CczyqnMG69
— 池田laughin'大峰(毎日夏やすみ) (@Laughin_DIVE) 2017年10月9日