だんだんと春めいてまいりました。地球って回ってるのね。
イケダです。冬には吹かない方向からの風の日が増えてきました。河津桜もそろそろ満開、季節の変わり目に立ち会える喜びをモグモグと噛み締めています。
今年初のアメフラシがいました。こいつを見ると僕の中では完全に春。寒い日もまだまだありますが、もう僕的には伊豆は春。
海中も春の気配が目につきます。井田の浅場は、ホウノオ?トサカノリ?ヒラフサノリ?で埋め尽くされていました。紅くて陽光と映えます。
2月後半は、休み返上で怒涛の10連勤。オープンウォーター、アドバンス、レスキュー、ピョンチャン観戦とフル回転&スーパー大回転でした。各報告はケイコからあがりますので、今しばらくお待ち下さい。多分あいつヘトヘトです、勘弁してやってください。
(−36M サカタザメ。こいつも僕の中では春告魚の一つ)
報われる、報われない、報われたい
オリンピック応援しながら、努力が報われた人と報われなかった人と、その差はどこにあったのかなって考えてました。アスリートと自分のお客さんを重ねてみたり。みんな頑張った分だけ全員もれなくいつか報われたらいいのになぁ、と。
(−30M ミジンベニハゼ)
うちはスクールスタイルでやってるので、自然とビギナーさんが多くなります。
みんなすげー練習頑張ってるんですよ。ダイビングなんて単なる遊びなのにうちのお客さん本当に練習する。でもなかなか出来ないこともある。自分に腹が立つ。
報われなかったことを、別のことで発散しようとしてもできないんだと思うんです。ダイビングでモヤモヤした悩みは、ダイビングでしか解決できない。そういう人たちが、そういう気持ちを心の底でグラグラ沸かしてるのを隠しながら、いつもの笑顔で真冬のチンチンに冷たい海に潜りにくる。毎週のように。わざわざ伊豆まで。
今がんばってる人たちは絶対に報われてほしい。
今夏は金メダルみたいな光景を海で見てもらいたい。
そんなこと考えてた10連勤でした。
もう春が来てますからね。いい2月でした。
今日から3日間オープンウォーターコース。今年一発目の開催です。毎年少しずつですがコース内容を改良アップデートしています。特にオープンウォーターは基礎の基礎、指導員の責任を強く感じながら良いダイビングスタイルを身につけて頂けるように頑張ります。 pic.twitter.com/9w4kXZFCbh
— 池田laughin'大峰 (@Laughin_DIVE) 2018年2月19日