9月の始まりはオープンウォーターコースから
オープンウォーターコースはプール講習からスタートします。陸の常識が一切通用しない水中の環境に適応して行く為に、このプールでのトレーニングがすごく重要になります。何故なら、プールで出来たスキルは必ず海でも出来る様になるからです。その逆(プールで出来なくても海で出来る)は絶対にないんです。
初めての環境だからこそ、今までにない恐怖も感じて「俺ってコレが苦手なのか」とそんな自分にびっくりする方も多いです。
9月最初の #ダイビングライセンス コース。皆さん頑張ってー! pic.twitter.com/bDWNq8bYkt
— 池田大峰 伊豆の爆笑ダイビングインストラクター (@Laughin_DIVE) 2018年9月1日
自分の心と戦う
マスクなしスノーケル呼吸で「スノーケル咥えるとダメになる」と言ったWさん。
マスクに水が入った途端に「ヤバイ」と一気に緊張がきて怖くなるIさん。
未知の世界が怖いのは当たり前で、その怖さを克服する為の方法はお伝え出来ますが『怖さの壁』を越える挑戦をするかどうかは、自分次第です。
マスクなしスノーケル呼吸で顔をあげずに泳ぎきれるようになったのも、みんながプールから上がっても練習し続けたWさんの努力と勇気の結果です。
マスク脱着まで出来るようになったのも「やべぇ」と言いながらも、逃げずに震えそうになる手を気持ちをこらえて水中に顔を付け続けたIさんの自分と戦う気持ちが成功を呼び寄せました。
一緒にトレーニングしていた他のみなさんが別グループになったIさんとWさんを気にしてプールを覗きこみ「出来た!」という声を聞いて嬉しそうに笑う姿が、仲間意識がプールの時点で出来ている様に感じて私にとっても嬉しい光景です。
この日、最終的にみんな揃って、深いプールで潜降のトレーニングまですることが出来きました。
『壁』を乗り越えた時のあのニヤッと笑うみなさんが見たくて、一緒に走ってます。
けいこでした。