秋のベストシーズン!雲見が熱ぅぅい!
止まないですねー・・・秋の季節風、ならい(北東風)・・・。
ということで西伊豆べったり穏やかな雲見に行ってきました!
本格的に冬の季節風は西風になるので、あと1ヶ月くらいが雲見のベストシーズンとなります。
今回はアドバンスオープンウォーターダイバーコースを中心に、6名様と一緒に潜ってきました。11月になると平日がガクンとダイバーさん減るものなんですが、皆様の海への情熱はまったく落ちません。ありがとうございます!
どんくらい熱いかって言うと・・・
動画のほうがわかりやすいでしょう!
Hの穴は相変わらずの群れ群れ!
クレバスもいい感じ!ここは−6Mから−15Mまで一気に落ち込む地形、中性浮力が取れてないと墜落してしまうムズムズエリアです。
24アーチ付近もクロホシとイサキでごっちゃり!シャンデリアのようにコーラルがぶら下がる洞窟内にはテングダイ、マツカサウオ、クチグロが詰まってました。
さて、この動画で、穴を先頭でくぐってるご夫妻。カメラに手を振ってる奥様は先日8日間かけてオープンウォーターダイバーに認定になった不屈の闘志の持ち主、Kさんです。→その時のブログはこちら
3ヶ月前は、顔をプールにつけることすら出来なかったのに。
オープンウォーターコースは通常3日間。Kさんはその3日間を顔に当たる排気泡の不快感で費やしました。
でもKさん諦めません。
ご自宅のお風呂での自主トレで克服し2週間後、再チャレンジに。
しかし今度は、鼻呼吸でマスクに水が入ってしまう恐怖心で。『怖さ』と戦うのがどれだけパワーを使うのか考えてみてください。焦るし、むせるし、自分が情けなくなる思いもなさったことでしょう。
でもでもKさんは諦めません。
お風呂での自主トレを重ね、再々チャレンジ。だれもが行ける!と確信したんですが・・・
そこでさらに壁。Kさん、純粋に耳が抜けませんでした。−2Mから下に行けなかった。相当悔しがっていた、とご主人からも伺っていました。
そもそも最初の3日間でオープンウォーター取れないと、ほとんどの人が諦めちゃうんですよね。「自分には向いてない」って。
でもでもでもでもでもでもKさんは諦めません。
帰宅し、すぐにオトヴェント(耳抜きのトレーニング器具)で毎日トレーニング。さらにオススメした耳抜きしやすい耳栓を引っさげて再々々チャレンジ。
まったく手抜くことなく、SNSIのカリキュラムを全て終えてついにダイバー認定!
Kさんの快進撃は続く!
その後も耳抜きトレーニングを欠かしていなかったKさんは、もう耳栓すらいらなくなっていました。だって水中で耳栓外れてるのにOKサインでてましたから。
それを見て、ご主人と水中でニヤニヤが止まらなかったです。
数えきれないほどの努力と何としてもやり遂げるそのKさんの気持ちが、たったの3ヶ月でここまで大きな成長を生んだんだと思います。
中性浮力も耳抜きもばっちし!
レギュでの呼吸への恐怖、マスク脱着の不安、上手く出来ない耳抜き…。
洞窟の中を楽しんで潜ってるKさんを見ると、努力が報われたことが本当に嬉しいです。
それからもう一つ。
アドバンス認定のこの日は、ご夫妻の結婚記念日でした。
8月7日にダイビングを始めてちょうど3ヶ月
あれだけ苦労してたかみさんと一緒にアドヴァンス認定して頂きました
3ヶ月前は雲見を潜れるなんて思ってもいなかった
いつか行ってみたいなぁくらいな感じ
その雲見で認定を頂いたのは嬉しいですね
ちなみに認定日の11月7日は結婚記念日でした笑 pic.twitter.com/N2zvdZDdjb— T.I(To-y)落花生の人 (@izustart_180807) 2018年11月7日
そんな素敵な瞬間に立ち会えたことに、ただただ感謝する2日間でした。
本当に、ありがとうございます。これからも宜しくお願い致します。
Kさんの様な人が増える様に、一緒に立ち向かえる力を私もつけて行きます。
けいこ