噂の水中ロゲイニング大会に参加してきました!

イケダです。伊豆って実は「日本ジオパーク」ってのに登録されてまして、火山が作った地形がアチラ&コチラに散見されます。LAUGHがある伊豆高原は、店の目の前に座す大室山が噴火してできてまして、その溶岩が手の指上に海に流れ込んで、ホームであるリアス式の城ヶ崎海岸ってのが出来上がっています。で、そんな火山の名残は海中でも見ることができて、伊豆はダイビングのメッカだし見ちゃおうぜ!ついでにゲームっぽくして競っちゃおうぜ!っていうのが水中ロゲイニングです。

あーロゲイニングね!・・・・・・・ってなに?

(大会前のルール説明)

---ここから主催者さんの言葉---
ロゲイニングは1976年にオーストラリアで誕生したオリエンテーリングに似た競技ですが、もっと多くのチェックポイントがあり、廻る順番も数も自由、という特徴があります。大自然の中を、チームでナビゲーションしながら制限時間内にどれだけのチェックポイントを廻れるか(得点できるか)を競う競技で世界大会まで行われています。

(こんなマップです)

これをダイビングに応用したのが水中ロゲイニングです。
「チームで」「ナビゲーションしながら」「制限時間(と残圧)を守って」「海を楽しむ」。実はダイバーは常にロゲイニングをしてるのです。

水中では話ができませんし、空気にも限りがありますので、陸上のロゲイニングよりも条件は相当に厳しくなります。 マップを見ながらルートの打ち合せをしたり、上手く行かなかった場合の対処を考えておいたり、仲間とのコミュニケーションや残圧までもみんなで共有したり、というダイビングにとってはとても大切な基本ばかりで、安全に対するスキルアップにもつながると考えています。

(作戦会議中)

競技マップは、地元のプロガイドが作成。その土地の海の生物の特色や意外な一面を見られる様に仕組んでありますので、上位に入賞できなかったとしても、参加して良かったと思って頂けるはずです。

「土地の海を楽しみながらスキルアップする」。それが水中ロゲイニングです。
あらためてダイビングの楽しさを再認識してもらえるでしょう、もっと上達したいとも思い、ダイビングについて考えようになるかもしれません。そして、「またこの海に潜りに来たいな、と思ってもらえたら」という思いで企画しています。
日本中の「地元の海」で水中ロゲイニングが開催されたらきっとダイビングが楽しくなるだろうなと、まずは伊豆半島から発信しています。
---ここまで----

おっもしろそー!ということで、やってきました!

公式時計とメンバーの写真を撮ったら、70分以内の制限時間でスタート!

顔つけたら真っ青!超気持ちいい!

マーカーを見つけたら、すぐに全員集まって撮影。これがチェックポイントに到達した証拠になります。好き勝手に潜ってるとタイムロスになります。チームワーク、マジ卍!

この数字が得点に。マーカーの数は1ダイブでは周りきれないほどいっぱいあるので、コース取りが勝敗を分ける鍵になります。攻めすぎて残圧が50を切ってしまうとペナルティで−100点。ダイビングプラン立てる能力、マジ卍!

とにかく泳いでマーカーを探す!でも呼吸が荒れるとペナ喰らう!フィンワークとエアコントロール、マジ卍!

指定された生物を撮るとボーナスポイント!今回はカワハギ、ドチザメ、カエルアンコウ、ウミウシ、スカシカシパンでした。ネタサーチ能力、マジ卍!

マーカーは上から探したほうが見つかりやすいです。中性浮力、マジ卍!

マーカーは浅いところにもいっぱい!今日の脇の浜は浅場が鬼青!

いつもは行かないところにも行っちゃう!冒険心、マジ卍!

僕らが最後のチェックポイントにしたのが、温泉丸の真下でした。一気に冷やされたマグマが固まる時にできる柱状節理の壁をバックに!

上がったら公式時計と撮影して、残圧ペナルティがないか検査されて終了!
結果は、13チーム中6位!

1227点ということで初出場としてはまずまずの得点だったと思いますが、過去4回全てに出場している優勝チームは1700点オーバー!この大会、レベルマジで高いよ!器材メーカータイアップで賞品も出て、皆さん大満足でした。

チームワーク、プランニング、ナビスキル、中性浮力、エアコントロール、フィンワーク、ネタサーチ能力などなどダイバーに求められる基本的なスキルを、思いっきり要求される骨太な超楽しい遊びでした。

次回大会にぜひ参加しましょう卍卍卍!!!

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