来たる来月の流氷ダイビングに向けてのトレーニングという事で、海を離れ日本一の山『富士山』を目指しました。
富士山の麓『本栖湖』へ向かう途中に雲だと思っていたものが雪だったり、羅臼のセイコーマートに思いを馳せながら到着すると目の前には富士山!
流氷ダイビングチームはジャンプウォーマーに身を包み完全防寒!みんなで着ているとまたカッコイイ。一方、急遽参戦だった私は靴下はモコモコ靴下に保温靴下を重ね、裏起毛スウェットを履いて、上は両起毛インナー、ウールのセーター、フリース、裏起毛スウェット2枚重ね。計5枚着込んで参戦しました。感想は『寒くない!!』
ジャンプウォーマーだとここまで着なくていいし、陸も暖かそうで羨ましかったです。
この日は気温が−6度で水温6度!
普段よりも厚着をする為に首に手が回らなかったり、上手く上までスーツが上がらなかったり、いつもパパッと準備するプロレベルの皆さんが「入らない!」と笑いながら助け合う姿がとても新鮮でした。
羅臼はもっと着込んだり、グローブの生地が厚かったり、ぴったりするフードやリップガードもあるのでココで前哨戦ができるのは大きいですね。
水中に入ると、水草の中に鯉や岩の影にウナギが隠れていたりしてシルトを巻き上げないように探すのは海とはまた違った楽しみがあったり、シルトに手を着くと簡単に手首が隠れる程沈んだので結構びっくり。引っこ抜いたら結構巻き上がってしまったので注意!
あの、水に入った瞬間に覚醒する感じは潜った人にしか分からない衝撃がありました。
うねりがないクリアな空間をふわふわと漂う。太陽の光で水面はキラキラしているのですが、水面を揺らしているのは自分が吐いた泡だったり。
木製のボートや木々が深場には沈んでいて、上に積もっているシルトやびっしりと生えている藻が時間の経過を教えてくれてちょっとセンチメンタルな気分。
陸に上がると「俺の髪の毛凍ってない?」という大峰さんの声で確認すると、みんなの髪の毛がパキパキに凍って、爆笑したり。
ドライの中圧が、手がかじかんで皆で代わる代わる外そうとしても上手く抜けなくて笑ってさらに力が抜けっちゃたり。
結局、最初から最後までずーーーーっと爆笑してて楽しかったです。
締めは、静岡県民のソウルフード『さわやか』へハンバーグを食べに。長いと噂される待ち時間に戦々恐々でしたが40分弱で入店できてラッキーでした。
初さわやか
プレートが牛で衝撃を受けてます。#爆笑本栖湖アルティチュード pic.twitter.com/HBIp0mgmzQ— 市ノ川 2ブロック 恵子 (@keiko_makkuro) 2018年2月12日
ようやく静岡県民になれた気がするけいこでした。