けいこです。2日間のプールトレーニングと学科講習を終え、顔つきが凛々しくなって来た皆さんと今回は海洋公園にてナビゲーショントレーニングです。
本日は海洋公園ナビゲーショントレーニング!
海超穏やかです!#爆笑ダイブマスター pic.twitter.com/Co3E9uz2EM— 今年はそんなに黒くない 市ノ川 恵子 (@keiko_makkuro) 2018年1月8日
レスキューダイバーコースで『ナビゲーション』スキルはバディダイビングが出来るスキルを身につける事を目標にトレーニングします。
一方ダイブマスターでは、この後にダイバーを引率して水中ツアーを行う『ガイドトレーニング』があります。
自分の好きな海を案内して「楽しかった」「面白かった」そんな事を言ってもらえる『ガイド』に憧れてこの世界に飛び込む人もいます。
頭の中に地形がしっかり入っていれば、たとえ仕事にしなくても仲間と潜りに来た時に「ここだったら案内出来るよ」なんて言えたらカッコいいです。
私としては、先頭に誰もいなくて、自分が好きな順番で好きなネタをみんなで探しながらワイワイと進んでいくあの快感は正直ちょっと味わって頂きたいと思うのです。
正直、先頭を進むのはすご〜く緊張します。手が震えて喉はカラカラ、心臓バクバクです。
初めての先頭は皆同じ思いで潜っています。その緊張をちょっとでも和らげたくてナビゲーショントレーニングは何度でも行います。
思い出してみて下さい。ダイビングを始めたての頃は周りをみる余裕なんて無かったはずなんです。それがトレーニングを繰り返すうちに気持ちに余裕ができて、周りを見ることができて「魚めっちゃいる!」とか「水面の太陽すごかった…」と楽しさに変わっていませんでしたか?
繰り返し行う事で「見たことがある景色」が「見慣れた景色」に。それが気持ちに余裕を作ってコミュニケーションを可能にしてくれます。驚きも感動も、緊張もトレーニング中の達成感も共有出来るんです。同じ山を登る仲間と共有する思いは心強いし支えになります。
一足先にダイブマスターコースに進んでいたTさんが、再度ナビゲーショントレーニングをする上でメモしていたのは、水深などではなく『地形を伝える時のポイント』でした。
他のダイバーを思うプロの姿がそこにありました。