イケダです。
ダイビングライセンスコースのお問い合わせを
連日いただいており
夏が来たなという思いを強くしています。
おはようございます。
水分補給、ゴクゴク行きましょう! pic.twitter.com/5IxBLV59of— まいにち夏やすみ (@Laughin_DIVE) July 29, 2023
一方で
「全部イントラがやってくれるんでしょ?」
「来週から○○旅行があるのでサラッと合格くださいね」
というニュアンスの念押しもいただくことがあり
毎年のことですが返答に困惑するのも事実です。
その理由としては
プラスチックのカードが海中へ潜るのではなく、
実際にリスクを負うのはダイバーご本人だということに
お気づきではないからです。
器材がないと呼吸すらできないという点では
海中は宇宙と大差がなく
安全が保障された環境ではありません。
そんな観点からもカード発行だけでなく
無事故で楽しく潜っていただくための
知識と技術を提供することも
僕らの大事な役割だと思っています。
ガイドの仕事はお客様の命を守ることではない?
また意外と知られていないことなんですが
ガイド(海中案内人)はお客様の命を預かることをその業務としてはいません。
と、業界団体が明文化しています。
ガイドの末席にいるものとして、
きちんと技術をつけようとしない人、
自分の安全を人任せにしてしまう人の命を預かるのは怖いし
また小さい会社ながらも経営者として
スタッフにそれを強いることもかわいそうだ
というのが本音です。
Cカードをもつということとは?
講習を受け終わるとダイバーは
「自ら危険を回避できる技術を身につけた者」として
みなされます。
受けた講習がどんな手抜きだったとしても
Cカードを持つということは
海中の世界ではそういう意味になります。
スキューバダイビングは初心者さんであるほど
命の危険を感じてしまうスポーツと
いう側面もありますし
経験の少ないダイバーさんに
追加の練習もなくさらに責任を課すのは
違うとも思いますので
インストラクター(技術指導員)としては
僕はまったく手抜きができません。
こんな背景から
他社様を知っているダイバーさんからは、
うちは「体育会系」とか「ガチ」とか言われ
かなり練習を提供しちゃうスクールのようです。
スパルタのつもりもなく
普通に必要だと思われる練習内容を
ご提供しているつもりなのですが、
ご受講後アンケートには
サラッとカードだけ取りたかった
であろうご志向の方から「厳しく感じる」
との、ご感想もお寄せいただいています。
あなたに合ってるスクールかどうかしっかり見極めてくださいね。
3日間という限られた時間では
ダイビング技術の全てはお渡しできず、
少しづつ経験を積んでいく方が
より楽しめることは間違いありません。
>ダイビングのスキルアップについて
そういう点からも、ダイバーになってからが
お付き合いの始まりだという考えを
前提にしていますので、
暑苦しいと感じる人もいらっしゃるでしょうし
「大人の部活みたいで楽しい」とおっしゃる方もいます
(もちろん上下関係なんてありません)
いずれにせよダイビングを本気でやりたいという方から、
毎年そこそこ高評価をいただけてます。
>ラフィンに対するgoogleの口コミはこちらから
好きになっちゃった海、
下手のままだと悔しいし
上手くなれば楽しい。
大人になっても
「できないことができる」は、嬉しい。
ラフィンをシンプルに言えば
そんなダイバーさん達が集まるスキューバスクールです。
ご検討いただいている方は、
この温度感が合っているかどうかも、
ご判断いただけるといいかと思います。