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そろそろ暖かくなってきたかな?

みなさまこんちは、けいこです。
レスキューダイバーコースのモジュール1が開催されている中
再び、赤沢の海へ訪れてきました。

陸は春らしく暖かに
けれど、
海は春の海にしては穏やかで
波の音は静かに、
(春の風である北東から吹く風で、いつもは東伊豆が荒れるんです)
そして、
春らしい水中の光景に
ワクワクしながらエントリーしました。

いつ見ても綺麗なキンギョハナダイの群れ

春って、水中の中にも訪れるもので
ダイバーが春にごりって呼んでいる
植物プランクトンの大発生が起こります。

海の中がグリーンに染まる光景は
世界的にも珍しくて、
世界最大の非営利の科学・教育団体ナショナル・ジオグラフィック協会
にも取り上げられたほど。

海を〝生命のスープ〟と呼ぶ方が多いのも納得です。

その、プランクトンたちのおかげで
今日の海の明るさはやや暗め。

栄養いっぱいの海ですから
ソフトコーラルは栄養を摂取しようと
ポリプをいっぱいに開いて
プランクトンを捕食します。

ちなみに下の2枚の写真は
同じサンゴを撮影したものです。

上はポリプが閉じている状態
下はポリプが全開の状態です。

上の方にある白いふわふわがポリプです。この日はほとんど閉じてました。
この日はポリプ全開でした。

「春は透明度が…」
という方もいらっしゃいますが
これだけ神秘的な光景を見られるのは
春から初夏にかけてだけです。

ダイビングの遊び方は色々あります。

あ〜あ、透明度がアレだからなぁ
とせっかくのダイビングをご自身でダメにするのも

日本でしか見られない
海の中の四季の移り変わりを
楽しんで良いダイビングにするのも

ダイバーそれぞれだということです。

そうそう、ヒラスズキがブイの下で小魚を狙ってました。

釣り人にとっては白波がめちゃくちゃ立っている
荒れているような場所に行かないと狙えない
マジで釣るのが大変な魚です。

外洋に面している岩礁帯を好きな魚だとは知ってましたが
ここにいるのか…とびっくり。

確かに外洋で岩礁帯ですね…ここ。

大きいものを見たので
最後にちっちゃいのも見てきました。

ウミウシも花見をする季節。

みなさまもおでかけしましょ!