梅雨は凪が多い
今年も梅雨が明けないですね。
湿度にイライラする方も、
新しい傘やレインブーツにワクワクする方も
多いのではないでしょうか。
梅雨は停滞型の梅雨前線によってもたらされる短い雨季で、世界でも東アジアのみ起こる現象と言われています。
一般的に雨が降ると海が荒れると思われがちですが、
梅雨前線は日本より南に停滞している場合、
風があまり吹かないので、
ダイビング屋さんのブログには
・「鏡のような」
・「湖のような」
・「ツルッツル」
・「ベッタベタ」
というような形容が並び、
未経験者・初心者の方、ブランクダイバーさんに最適な、
穏やかな海況となることが多いです。
梅雨時期は意外と穴場
マリンスポーツはどっちにしろ濡れます。
意外と海の中に入ってしまえばピースフルな世界で、
ダイビングが終わって水面に上がってから
「あ、雨降ってたんだった」と思い出すくらいです。
(この日、雨降ってました)
ダイビングは快楽追求型の遊びなので、そりゃ晴れてるほうが気持ちがいいものです。
そして同時に、大自然を味わうレジャーでもあります。
どんな天気や海況もひっくるめて海を味わいたいものです。
ずっと晴れの日はないけど、ずっと雨の日もありません。
そういう状況だけれども、
・視点を変えて生物を探したら初めて見るものを見つけられた。
・最高の写真が撮れてしまった。
・海中の色が変わって意外と気に入った・・・
卓越したダイバーたちは、
(雨が降ってて、とか、透明度が悪いせいで)
「つまんなかった〜」と言ってしまっては、自分のせっかくの休日を自分で台無しにしてしまうことに気づいています。
誰かに楽しませてもらう、何かのせいでつまらなかった、と受け身にならずに、大自然に対して主体的に取り組んだほうが、夢中になれる発見がいっぱいあるかもしれませんね。
準備した人だけがこの夏に笑う。笑いましょう!
太平洋高気圧が勢力を増し、梅雨前線を北へ押しやるといよいよ真夏に突入します。
ただ夏は混雑するのも確か。人数少ないグループでじっくり練習みてもらいたい人は、梅雨時期がオススメ。
真夏はもうすぐです!