FUNK所属のプロメンバー対象企画で、大人の社会科見学と銘打ち、神奈川県厚木市にあるダイビング器材メーカー『AQUA LUNG(アクアラング)』 様本社にトップチームの皆さんとやって来ました。
AQUA LUNGの石引さんのお陰で実現する事が出来ました、本当にありがとうございます!!
まず初めにAQUA LUNGの歴史からお勉強。実は世界で初めてレギュレータを作った人が興したメーカーがこのアクアラングです。ですからスクーバそのもののことをアクアラングって呼ぶ年配の方も多いんだそうです。

世界最大のギアメーカー。傘下に収めたブランドの数も質もまたものすごい。

そして社内の見学です。
所狭しと並んだ器材に圧倒されつつまわりました。

さらっと「従業員たちの器材です。」と従業員ロッカーの上に積まれた器材を指差す石引さん。
結構業界関係者って潜ってる人少なくて、こういうの見るとホッとします。
やっぱりダイバーの器材は、ダイバーが作ってほしいです。


さらっと「従業員たちの器材です。」と従業員ロッカーの上に積まれた器材を指差す石引さん。
結構業界関係者って潜ってる人少なくて、こういうの見るとホッとします。
やっぱりダイバーの器材は、ダイバーが作ってほしいです。


ロフト部分。夏場はスーツでいっぱいになるんだそう。


ダイブコンピューターの梱包。箱を組み立てる所から全て手作業で丁寧に行われていました。






フランスやイギリス、メキシコから届く器材を再度日本でも検査をしながら、詰め直す作業も人の手で行われます。



寒冷地用の5ミリのグローブ。


海女さんが履くフィン!日本製だそうです。

オーバーホールのために、全国から集まってくる器材たち。
官公庁からの依頼も目立ちました。

オーバーホールのために、全国から集まってくる器材たち。
官公庁からの依頼も目立ちました。

こちらはシリンダーの耐圧検査用の機械。

バルブ取り付け前のシリンダー


この壁の向こうの部屋に圧を送ってるコンプレッサー。精密機器のオーバーホールを行なっているんだそうです。陽圧(部屋内部の方が圧が高い)なので、ホコリなどはすべて部屋の外に吐き出される仕組み。なるほどー。

こちらシリンダー用のコンプレッサー。
そんなに使うことないと謙遜しつつ、一度に詰められるタンク本数は圧巻。

テック用のダブルタンク

昔、残圧計がなかった頃のJバルブ。


昔、残圧計がなかった頃のJバルブ。

いよいよレギュレータのオーバーホールへ!


今回はこちら持ち込みの、アクアラングの「レジェンド」と、APEKSの「XTX200」をバラしていきます。APEKSもアクアラング傘下のイギリスのレギュブランドです。

こんなにたくさんのパーツに分かれます。

真鍮の棒を高圧ポートに入れて、ファーストステージを万力で固定します。

歪ませない様に固定をしてまずは大きいパーツを外します。





テーブルで全てのパーツをバラしながらOリングも取ります。

このパーツは全て交換します。
かなり汚れていたり、劣化していたり。ちょっとゾッとする光景。
「オーバーホールしなきゃ本当に駄目だね。」

小さなパーツはカゴに入れて。

洗浄機へ。

超音波で洗浄していきます。


引き上げると、透明だった洗浄液がこんなに…

乾燥している間に、厚木シロコロホルモンの発祥地、「だるま」に ご飯に行きます。
続きます!
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