今回のトリップ、初日の次に実は2日目がありまして
いつもの宿で朝からしっかりセクシーな食事を摂取しました。
やっぱり朝食は朝に限りますね。
(進次郎構文)

めんどくさいので普通に戻します。
この日は海況が良くなかったので
川をがっちりいただきました。

昨日はヒメマス狙いでしたが
この日はシロザケ。

ヒメマスは陸封型で海に降りることがないですが
このシロザケは海から母川回帰してきたものになります。

水温はやっぱり暖かく。
今年は温暖化がどこでも強く出てるんだなと思いました。

流れの少ないところで休む個体がいたり

水量の多い滝壺でその時を待っている個体も

2時間ほど入ってると
さすがに体は寒く感じますが
脳みそが!心が!魂が!

あがりたくない、
あがってる場合じゃないと
目が釘付けになるのでした。

シロザケ以外にも
カラフトマス(10月に!)、オショロコマ、ヤマメなども。

北海道に通うようになってから
僕ずっと不思議に思っていることがあって。

交尾や産卵って行為は、
元気いっぱいな体調でするもので
川に帰ってきた段階のサケたちは
元気ビンビンだと思うんですよ。

なのに産卵した途端に
こんなに一気にボロボロになるものなんだろうか?

こんな生物、他にいるのか?
と。

命を繋ぐ大炎が
急速に消えていく。
それを毎年目の当たりにしていると

その残酷さと崇高さに
自分の生き方を打ちのめされた気分になります。

単なるレジャーを超えた
とても大切なことを教えてくれている。

ダイバーとしても
人としても
噛み締めるべき時間だなと思います。

つづきます!

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