(この話は③です)
→① 海外ダイビングでパスポートを忘れるの巻
→② バラクーダトルネード炸裂!アドレナリンからドーパミンへの巻
はこちらからどうぞ。
シパダンだけじゃない。
シパダンは20年位前までは宿泊できたのですが、今はできません。軍の施設がちょろっとあるだけです。
その当時あったリゾートたちはインドネシアに移転したり、また近くのマブールに移転しました。今回はそのマブール島でのダイビングの話です。
マレーシアでは、ネコを肥料にして、椰子の木はすくすくと育ちます。 pic.twitter.com/o9pxNXbe6b
— 池田大峰 (ラフィンダイビングスクール) (@Laughin_DIVE) 2019年1月12日
マクロ天国マブール
マブールは「マクロ天国」と形容されるような評価を得ていて、僕がダイビングを始めたころ、海外の新しいマクロエリアの情報が入ると「マブールとどっちがすごい?」なんてよく話題にしたものです。
この界隈での素晴らしいところは「とにかくたくさん潜れる」というところ。
最大で1日6ダイブ。今回は3日間で14ダイブしてきました。
それを可能にしてくれるのが「無制限ジェッティダイブ」。
ジェッティ(桟橋のような広いウッドデッキ)からのダイビングは何本潜ってもOKという、窒素ジャンキー大歓喜の嬉ションスタイルなのであります。
しかも、サクッとジャイアントで潜降し、2秒後には何か被写体が見つかります。探せば探すだけネタが出てくるのは、楽しいかくれんぼの鬼です。
こちらのハナイカはMONO消しゴムくらいの大きさ。
ころころ体色を変える様は、一人ネオン街。見ていて飽きません。
最近では「世界一美しいイカ」なんて称されているそうです。
ぜひムービーでチェックしてみてください。
ウミウシは本当にいっぱいいます。
みんないろいろ見つけてニヤニヤしています。
現地人のガイドも「PIKACHU見せてあげる」なんて、言ってくれます。
白いピカチュウ、ツノザヤウミウシかわいいなぁ。内蔵スケスケだぁ。
オオモンカエルアンコウ。
こちらはマブールから少し離れたカパライ。
家を模した漁礁からはみ出た小魚をカスミアジがハンティングしています。
なんか視線を感じるとギンポがこっちを見ていたり。
小さい生物たちですが、彼らの縮尺の小宇宙が広がっています。
・・・と思いきや、ワイドもなんだか楽しい。
そこそこサイズの沈船があります。
PX1と呼ばれる、現地のコーストガードが使ってた船舶。
中も通過できます。
この沈船が大きな漁礁として、多くの生物を育んでいます。
マクロだけかと思いきや、群れもカメもガンガンいます。
群れの向こうが見えません。
ここのカメは本当にサービスしてくれます。
ナイトでも毎回見られます。
近寄ったカメラに興味をもったのかつついてきました。
さてレポはあと1回で終わるかな?
→④「ただいま」と言える海の巻
に続きます!